【ゴミ収集車給料】年収1000万超えも?わかりやすく解説。

ゴミ収集車-年収-1000万円

宅配業務や配送業務をはじめとして、車を使った仕事は世の中にたくさんあります。

その中でも物流業や運送業は世間を代表する車を使った仕事ですが、その中でも種類は豊富にあります。

代表的な職業でいえば、佐川急便やヤマト運輸などの物流企業が一般的にもイメージしやすいですが、私たちの普段の生活を支えるゴミ収集車も、車を使った立派な仕事であり、また世間では給料が高いとも噂されています。

ここでは、ゴミ収集車の配送員の基本情報や仕事内容などから、

  • ゴミ収集車作業員の給料や年収
  • ゴミ収集車作業員の仕事をするメリット・デメリット

これらのことについて詳しく解説していきます。

ゴミ収集車作業員の給料・年収の目安は?手取りはいくら?

ゴミ集作業員の給料や年収は、年代によってふり幅が広く、また運転手か作業員かにもよって違ってきます。

ですが、運転手であっても作業員であっても、決して年収が低いというわけではなく、中には年収が1000万円を超えるケースもあると噂されています。

ゴミ収集作業員の給料は?

厚生労働省の調査によると、ゴミ収集求人の平均時給は「1071円」とされており、これを月給換算すると凡そ24万円ほどとなります。

額だけを見れば物足りなく思う方も多いと思いますが、ゴミ集業者の場合は労働時間や休日が安定しており、また、ゴミの種類によってはこれよりも給料が高くなるケースも多いため、ゴミ収集作業員の給料が一概に少ないとは言い切れません。

また、これはあくまでも平均の金額であり、年代が上がるにつれて給料も高くなっていきます。

年代別の平均給料
  • 20歳以下 13万円~16万円
  • 20代   15万円~22万円
  • 30代   21万円~27万円
  • 40代   27万円~34万円
  • 50代   33万円~35万円

ゴミ収集車運転手の給料や年収は?

作業員の場合は上記のようなデータが表れましたが、運転手の場合は作業員とは仕事の内容が異なるため、給料や年収面においても事情が異なり、平均年収は400万円ほどとされています。

ゴミ収集作業員の場合の給料は、一般的なサラリーマンを基準に考えれば少々少なくも思えますが、この400万円という金額は一般の作業員に比べ高い水準であるといえます。

全国の平均年収が409万円なので、全国的に、また他業種と比べて平均的であるともいえるでしょう。

作業員と同じように、年代によるふり幅は広いですが、残業が少なく休日も安定している点は、作業員と同様にあり、また他の業種に比べ定着率も高いことなどが特徴としてあります。

年代別の平均年収
  • 20歳以下 137万円
  • 20代   267万円~370万円
  • 30代   410万円~448万円
  • 40代   476万円~502万円
  • 50代   529万円~520万円

このようなデータが出ています。

傾向として見てみると、20代の後半から一気に年収が上がる傾向があり、その後年代やキャリアを重ねるにつれ上がっていく感じです。

また、30代の年収が、410万円~448万円とデータにでており、これは全国平均の409万円を上回ります。

公務員と民間によっても給料は違う

ゴミ収集関連の仕事は、公務員であるか民間であるか、地方や都市圏などのエリアによっても給料に差があります。

公務員の場合は、地方自治体ごとに定められている給料表に基づいて給料が支払われます。

ゴミ収集業においては、民間の平均と比べると給料が高いケースが多いとされており、また、基本的には公務員なので全体的に安定感があります。

一方の民間の場合は、勤め先によって給料のふり幅が広く、基本給は公務員を下回ることもあります。

ですが、公務員とは違い、勤務時間に融通が利きやすく、残業を上手く重ねることで公務員よりも多く稼ぐことも可能です。

ゴミ収集車作業員の仕事内容は何?

ゴミ収集車の業務は、基本的に「一般廃棄物運搬業」と「産業廃棄物運搬業」の2種類に分類され、これらはそれぞれ仕事内容が異なります。

一般廃棄物運搬業は市町村長の管轄、産業廃棄物運搬業は都道府県知事と一部政令市長の管轄など、管轄の違いも大きな特徴だといえるでしょう。

一般廃棄物運搬業

市町村が管轄する業務であり、街や近所でよく目にする、家庭用のゴミを回収する仕事が、一般廃棄物運搬業の主な仕事となっています。

ルートに順じて家庭用のゴミを回収し、その後、収集したゴミを中間処理業者や最終処分業者へ運搬します。

エリアで仕事の範囲が分けられ、また1件から1件の感覚も短いため、スケジュール通りに仕事も進めやすいです。

産業廃棄物運搬業

産業廃棄物運搬業は、上記の一般廃棄物運搬業のように家庭用のゴミをルート回収するのではなく、廃棄料金をもらって個人や法人の産業廃棄物の運搬や、有害な産業廃棄物の無害化などを担います。

ですので、一般廃棄物運搬業とは同じゴミ回収という意味では大きなくくりとなりますが、やっている業務内容やシステムは根本的に異なります。

因みにこちらの産業廃棄物運搬業は、都道府県知事の管轄となっています。

ゴミ収集車作業員の仕事をするメリット・デメリットは?

一般廃棄物運搬業か産業廃棄物運搬業によって事情は異なりますが、ゴミ収集車作業員の仕事をするメリット・デメリットには以下のようなことがあります。

ゴミ収集車作業員の仕事をするメリット
  • 実労働時間が少ない
  • 仕事が安定している
  • 学歴を問われるケースが少ない

これらのメリットが考えられます。

一番のメリットは実労働が少なく仕事そのものが安定していることといえます。

ゴミ収集車作業員は自治体の仕事になれば公務員扱いになるため、廃業することがないため仕事が安定期であり、また公務員の場合は給料が高いケースもあります。

仮に、民間の場合だったとしても、ゴミ回収そのものの需要はなくならないため、仕事が安定している点においては、公務員も民間も大差がないといえます。

ゴミ収集車作業員の仕事をするデメリット
  • イメージが良くない
  • 天候に影響される
  • 若いうちは給料が低い

これらのようなことがデメリットとして考えられます。

仕事の都合上、ゴミを扱うことがメインとなるため良いイメージを持たれにくいことがデメリットとしてありますが、ゴミ収集業者は社会や街をきれいにするためにも、なくてはならい存在であることは間違いありません。

上記の給料に関する解説にもありましたが、20歳未満から30代までは、給料が低いことが多いため、給料だけをみればデメリットといえます。

ですが、30代からは全国平均以上であることや、仕事の需要が安定していることなど、人によっては給料面のデメリット以上にメリットを感じることも多いでしょう。

ゴミ収集車の仕事をするにはどうすればいい?

ゴミ収集車の仕事をするためには、公務員になるか、民間業者へ転職・就職するかのいずれかになります。

公務員として希望する場合は、自治体のHPへアクセスし、採用ページから詳細を確認できます。

民間業者の場合は、一般的な転職や就職と同じように、ハローワークや求人サイト、転職サイトや転職エージェントを使い、それぞれ活動を行います。

また、ゴミ収集車の運転手を行う場合は、基本的にパッカー車が仕事で使う車になりますが、必要となる運転免許は普通免許(中型免許)で問題ありません。

ですが、パッカー車の積載量が11トン以上になる場合は、大型免許が必要になります。

【Uber Eats配達員で月収100万超えの事例も】

最近の自粛期間も影響してか、昨年から飲食店の料理を届ける「フードデリバリーサービス」と呼ばれる事業が注目されています。

その中でも特に注目されているのが「Uber Eats(ウーバーイーツ)」です。

業種的には畑違いともいえますが、ものを運搬する、またルートを回るという点においては、共通している部分も強いため、同じような仕事で就職や転職先の選択肢を増やしたい場合は、Uber Eatsをはじめとする「フードデリバリーサービス」も選択肢としては十分だといえます。

Uber Eats配達員は個人事業主

世間では、「Uber Eatsはやり方次第で十分に稼げる」ともいわれており、稼げる大きなポイントのひとつに、「Uber Eatsは個人事業主として仕事を受ける」ということがあります。

Uber Eatsでは配達員のことを「配達パートナー」と呼び、その配達パートナーと個人事業主として契約し、仕事を発注します。

つまり、配達パートナーは一般的なアルバイトや正社員とは違い、仕事ひとつひとつに対して報酬が支払われることになります。

月収100万超えの事例がある?

「Uber Eats配達員で月収100万超え?」なんて話をネット上などでよく目にすることが多くなりました。

実際に100万円を確実に稼げるかどうかはいったん置いておいたとしても、上記のポイントを踏まえると決して不可能ではありません。

配達パートナーとして仕事を受ける際は、1件当たりの配達に対して単価が発生するため、要は数をこなせば稼げるということになります。

また、Uber Eatsの場合は個人事業主として働くため、労働時間や残業などの制約といった概念がないため、仕事さえあれば好きなだけ働くことができます。

さらに、単価もエリアによって違いがあり、また時間帯や天候、配達距離などによっても変動するため、これらの要素を踏まえ、効率的にたくさん配達をすれば、その分高い報酬を得ることができるといえるでしょう。

ですが、Uber Eats配達パートナーの報酬を時給換算した際の平均は「時間給で1500円程度」とされています。

一般的なアルバイトなどに比べ高い水準ではありますが、月収で100万円を稼ごうと思えば、Uber Eatsのシステムをしっかりと理解することや、効率的で単価の高い配達をたくさんこなすことが前提となるので、計画的でかつ配達に対しての工夫が必ず必要になるといえるでしょう。

まとめ

ここでは、ここでは、ゴミ収集車の配送員の基本情報や仕事内容などから、ゴミ収集車作業員の給料や年収、ゴミ収集車作業員の仕事をするメリット・デメリットこれらについての解説、また、稼げるおすすめの仕事として「Uber Eats」に関する情報も少し紹介しました。

結論からいえば、ゴミ収集車関連の仕事は、同じ車を使った仕事である佐川急便やヤマト運輸などの物流関連比べ、収入の水準は低いです。

ですが、ゴミ収集車事業の場合は、公務員として働けるケースがあること、社会的な需要が高いことなどがあるため、長い目で見ると安定している仕事であるといえます。

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